履歴書や趣味・特技には何を書けばいい?採用担当者は何を見ている?

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履歴書は書類選考を通過するための基準となるものです。採用担当者に面接してみたいと思わせるような魅力的な書類にしたいと誰もが考えるでしょう。

履歴書には応募者の基本情報のほかに、学歴、資格、志望動機、趣味・特技などの欄があります。中でも「趣味・特技」は普段の生活ぶりが推測できるので、応募者の人柄が表れやすいといえるでしょう。

ここでは、「趣味・特技」欄で採用担当者が重視するポイントや好まれる趣味、好まれない趣味について紹介します。

趣味・特技に書くことがない

履歴書の「趣味・特技」の欄に書くことが思いつかない、という就活生は多いのではないでしょうか。場合によっては自己PRや志望動機以上に難しい項目かもしれません。いったいどのような内容を書けば高評価につながるのでしょうか。

趣味や特技は何も特別なことじゃなくても大丈夫です。自分が好きなことやいくら時間をかけても飽きないことを考えてみましょう。日常的に行なっている何気ないことを思い出しましょう。散歩や映画鑑賞、料理など、探せば何か出てくるはずです。

趣味や特技が何もないからと言って、空欄のまま出したりうそを書いたり誇張したりすることは避けましょう。たとえ書類選考を通過したとしても、面接で不自然な受け答えにならないよう注意しなければなりません。

採用担当者が見ているポイントは?

実際のところ、趣味・特技の欄が選考に影響することはほとんどないそうです。ではなぜ、履歴書には趣味・特技欄があるのでしょうか。採用担当者は趣味・特技欄で応募者の何を判断しているのでしょうか。

主な理由は、ありきたりですが応募者の人柄を知るためです。繰り返しになりますが、趣味・特技は応募者が普段どのような生活を送っているかをうかがい知ることができます。趣味・特技から、応募者が会社の社風に合う人材なのかをイメージしています。

また、趣味・特技を面接の際のアイスブレイクに使うということもあるようです。面接の場での応募者の緊張をほぐすために、趣味・特技に触れるということがあります。趣味・特技については、あまり深く考えず等身大の自分を見せるように書けばいいでしょう。

書き方のポイントとサンプル

趣味・特技とありますが、趣味と特技の両方を書く必要はありません。いずれか一つを書けばOKです。もちろん複数書いても冗長な内容でなければ問題ありません。書き方については、基本的には単語と説明文を合わせて書けばよいでしょう。複数ある場合は箇条書きにしましょう。

趣味・特技だけを一単語で終わらせず、説明文を付けることがポイントです。そうすることで採用担当者に具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。何より趣味・特技を一言で終わらせるのは熱意を疑われます。

説明文は短時間で内容が伝わるよう簡潔に書きましょう。採用担当者は何百通という履歴書に目を通さなければなりません。あまりに多くの情報を盛り込みすぎることは得策ではありません。数字や具体的なエピソードを交えることで、採用担当者により興味を持ってもらえる可能性があります。

履歴書は面接のチャンスを手に入れるための書類であるということを念頭に置かなければなりません。採用担当者に面接で会ってみたいと思わせるような内容にしましょう。以下にいくつかサンプルを示します。

ランニング:大学に入ったと同時に始め、毎日欠かさず3〜5kmは走っています。毎年◯◯マラソン大会にもエントリーしてます。

同じことを継続して取り組んでいる姿勢が評価のポイントになるでしょう。大会にエントリーしたエピソードを交えることで目的意識の高さもうかがえます。

読書:毎月10冊は本を読んでます。ジャンルは小説からビジネス書と幅広いです。最近読んでおもしろかった本は「◯◯」です。

読書はよくある趣味かもしれませんが、「毎月◯冊」や「年間◯冊」といった具体的な数字を示すことで興味を惹かれます。書籍名を書くことで、面接のときのアイスブレイクにもつながる可能性があります。

写真:旅行に行く際には必ずカメラを持参して、気に入った風景などを撮ります。AdobeのPhotoshopを使って編集や加工することにも面白さを感じます。

趣味であると同時に特技にもなります。編集や加工のことにも触れることで、PCスキルがある程度高いことを印象付けることができます。

早起き:毎朝5時には起きて、朝食を作って食べています。朝食後はブログを書く時間に充てています。

早起きは自己管理がしっかりできているという点で高評価につながりそうです。何事にも余裕を持って取り組む姿勢に好印象を持たれる可能性があります。

採用担当者に好まれる/好まれない趣味・特技

最後に、採用担当者に好まれるものとそうでないものを見ていきましょう。入社後の生活に不安を持たれるような趣味・特技は好まれない傾向にあります。プラス評価に持っていけるような書き方ができればいいかもしれませんが、できるだけ書かない方が無難でしょう。

好まれる趣味・特技

外国語

語学力が必要な職場であればもちろん重宝されます。英検やTOEICなどの資格を持っていれば、普段から勉強に取り組む姿勢を評価されるでしょう。今後、グローバル展開を考えている企業においても歓迎される人材となるでしょう。

名前をすぐに覚える

名前をすぐに覚えることができるのは、ビジネスにおいて必要なスキルです。営業職はもちろん、人と接する仕事であれば、相手との信頼関係を築く上で大切な能力だと考えらるでしょう。特技としてアピールするのは効果的です。

プログラミング

プログラミングはそれ自体が業務に役立つこともあり、IT業界を志望しているのであれば強力なアピールになります。また、IT業界志望でなくても、論理的思考の持ち主であるという印象を抱いてくれる可能性もあります。

好まれない趣味・特技

ギャンブル

パチンコや競艇などのギャンブル系の趣味は、書き方を工夫してもあまりいい印象は持たれない可能性があります。どうしても金銭トラブルを連想してしまいます。応募者のお金に関する考え方に疑問を持たれるでしょう。

お酒

体調管理がしっかりできるのか、過度の飲酒による生活の乱れなどにつながらないかなどを心配されます。自分では適度に楽しんでいるつもりでも、依存症などのネガティブなイメージを持たれる可能性があることは考えておきましょう。

特になし

仕事のストレス解消をする方法がないと捉えられてしまい不安を持たれるかもしれません。ただし、うそを書くよりはいいです。どうしても思いつかない場合は正直にないことを伝えて他の部分でプラス評価を得られるよう努めましょう。

まとめ

意外と書くことが難しい「趣味・特技」ですが、特別なものでなくても書き方次第で採用担当者に好印象を与えることができます。悪いイメージのあるものでなければ否定されることはありません。

自分では何でもないと思っていることかもしれませんが、うまく自己PRにつなげられるよう工夫してみてください。あまり難しく考えることはありません。しかし、無事に書類選考を通過するためにも手を抜かずに書くようにしましょう。