就活学生にパソコンスキルは必要?入社後に覚えるのでは遅い?

就活学生にパソコンスキルは必要?入社後に覚えるのでは遅い?

スマートフォンの普及により、インターネットやメールは誰にとっても身近なものになりました。調べ物からメモ、時計に至るまで、今やスマートフォンが生活の中心になっています。では、スマートフォンさえあれば、パソコンは不要なのでしょうか。就職活動を行っている学生たちにとってパソコンスキルがどの程度必要なのか考えてみましょう。

就活学生にパソコンスキルは必要なのか

就職活動を行っている学生たちは、「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代です。しかし、実際のところパソコンを自由に使いこなせる学生はどれだけいるのでしょうか。もちろん、授業や趣味などにパソコンを大いに活用している学生もたくさんいるでしょう。

しかし中には、大学に入学したと同時にパソコンは買ったけど、開くのはレポートや論文を書くときだけという学生も多いのではないでしょうか。

IT系の企業を志望している学生はもちろんのこと、そうでない就活生たちも最低限のパソコンスキルは身に付けておいた方がいいでしょう。そうでなければ、就職活動から置いていかれる可能性があるからです。たとえば、最近では、エントリーシートや適性検査をインターネットを通じて行う企業もあるそうです。

場合によっては、採用面接もオンラインということもあるかもしれません。このようなときに、ある程度パソコンスキルがなければ対応できないかもしれません。何より、パソコンスキルを身につけておかないと、無事に内定を獲得できたとしても、入社後に大変な思いをすることになる可能性があります。そうならないためにも、学生のうちからパソコンスキルをアップするための努力をしておきましょう。

身につけておきたいパソコンスキルとは

IT系の企業を志望する学生であれば、プログラミング言語やネットワークの知識など、より深い知識やスキルが必要となるでしょう。そうでない学生についても、下記にあげるスキルは最低限身につけておきたいものです。

タイピング

学生のうちから、授業のレポートや論文を書くのにタイピングをする機会はあるでしょう。ある程度はキーボード操作に慣れているかもしれません。しかし、あらためて自身のタイピングスキルを見直してみてください。社会人になっても、メール、文書作成、社内チャットなど、パソコンで文章を作成する場面は幾度となく出てきます。タイピングができないと、作業効率が非常に悪くなリます。

タイピングは、社会人になって身につけるには難しいスキルです。仕事をしながらだと、練習の時間が十分に取れないからです。だからこそ、時間の取れる学生のうちからタイピングの練習をしておきましょう。インターネットで探せば、無料のタイピング練習用サイトが数多く存在します。ゲーム感覚で練習できるものもあるので、楽しく身につけることができるでしょう。キーボードを見ずに、ディスプレイだけを見てタイピングをするブラインドタッチができるようになれば、とても強力な武器になります。

ショートカットキー

タイピングの延長になりますが、複数のキーの組み合わせで、マウスなどで行う操作を代用することをショートカットと言います。たとえば、(Windowsの場合)作成した文書を保存する際、マウスを使う場合は、「ファイル」という文字をクリックし、出てきたメニューの中から「名前をつけて保存(または「上書き保存」)」をクリックするという操作を行う必要があります。

ところが、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「S」キーを押すだけで同様の操作ができます。他にも「Ctrl」キーを押しながら「C」キーでコピー、「Ctrl」キーを押しながら「V」キーで貼り付けといったことができます。このように、ショートカットキーを使った方が、マウスで操作するより効率よく作業を行うことができます。できるだけ多くのショートカットキーを覚えておけば、いろいろな場面で使えます。

Microsoft Office

オフィスアプリケーションの中でも、最も知名度が高く導入企業も多いでしょう。社会人の必須スキルと言えるかもしれません。文書作成ソフトのWord、表計算ソフトのExcel、プレゼンテーションソフトのPower Pointなどがあります。
Wordでは、報告書をはじめとした各種書類、マニュアル、会議議事録の作成などを行います。Excelはオフィスアプリケーションの中でも、最も使用頻度が高いかもしれません。

表やグラフを作成するのに力を発揮します。関数やマクロが使いこなせると重宝されることでしょう。Power Pointは、スライドショーなどの機能が付いており、企画書やプレゼンテーション資料作成に役立ちます。アニメーションなどを入れることで視覚的にインパクトのある資料が作成できます。

Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド

無料のGoogleアカウントを持っていれば誰でも使用できる、Googleが提供するオフィスアプリケーション群です。GoogleドキュメントはWord、GoogleスプレッドシートはExcel、GoogleスライドはPower Pointとそれぞれ互換性があります。今までは、オフィスアプリケーションと言えばMicrosoft Officeが主流でしたが、少しづつGoogleアプリケーションを使い始めている企業も増えてきている気がします。

Microsoft Officeとほぼ同等の機能を、無料で使用できるのは大きな魅力だからです。ファイル共有も簡単に行えます。使い方はMicrosoft Officeとほとんど変わりないのでMicrosoft Officeの使い方さえ覚えておけば、就職先がGoogleアプリケーションを導入している企業だとしてもそこまで苦労はしないでしょう。

検索

俗にいう「ググる」力のことです。結局のところ、この能力が一番大事かもしれません。自己解決能力は社会人に求められる大切な能力だからです。新卒として、はじめのうちは上司や先輩にいろいろと聞きながら、仕事を覚えていくことになるでしょう。

しかし、いつまでたっても一から十まで誰かに聞きながら仕事をするわけにはいきません。2年目以降は後輩もできて、今度は聞かれる立場にもなるでしょう。そんなときに、知らないこと、分からないことを、検索サイトやSNSを使って、上手に検索する能力が備わっていれば、とても心強く、周りからも一目置かれることでしょう。

検索にもコツが要ります。Googleをはじめとしたほとんどの検索サイトは複数のキーワードを組み合わせて検索することで、よりピンポイントな情報を収集することができます。

まとめ

就活学生にパソコンスキルは必要かどうか解説してきました。いかがだったでしょうか。結論から言うと、たとえばプログラミングのような高度なパソコンスキルは不要でしょう。しかし、昨今増えてきたWebによるエントリーシートの入力やオンライン面接に対応するためには、基本的な扱い方ぐらいには慣れておいた方がよさそうです。

無事に採用となり社会人になってからも、ここにあげたパソコンスキルは必須といえます。自信のない方は、今からでも、パソコンスキルの習得を目指しましょう。